おすすめできない副業(その2)「せどり」

せどり

はじめに

前回の記事では、

 

  1. FXは決して儲かるものではない。
  2. FXで生活費を稼ぐためには、巨額の資金が必要である。
  3. FXは、その利益にかかる税金も高い。

 

といった点から、

 

「副業としてFXに取り組むことはおすすめできない」

 

と述べました。

 

このほかにも、非正規雇用者の副業としては適さないものがありますので、こちらの記事でお伝えしていきます。

 

おすすめできない副業(その2)「せどり」

1. せどりとは?

せどりとは、「ブックオフ」や「GEO」といったお店で、中古の本やCD・DVD、ゲームなどを仕入れ、それを「ヤフオク!」や「Amazon」で転売して利ざやを稼ぐビジネスです。

 

「せどり」という言葉の由来は分かっていないのですが、

 

「本に詳しい人が、棚に並ぶ本の背表紙を見て、仕入れる本を選んだことから『背取り』と呼ばれるようになった」

 

という説や、

 

「業者間の競り売りで、欲しい本を束で競り落とした後、必要な本だけを抜き出したことから『競取り』と言われるようになった[1]」

 

といった説が存在します。

 

2. せどりの流れ

「せどり」でお金を稼ぐ流れは以下のようになります。

 


 

「仕入れ」→「出品」→「売れる」→「発送」

 


 

まず、商品については、先述したような新古書店で仕入れます。

 

転売によって利益を出すためには、インターネットの相場よりも安く売られている商品を仕入れなければなりません。

 

かつては、よほど目利きのできる人でない限り、このような商売をするのは難しかったのですが、相場を簡単に調べられるツールが登場したことにより、初心者でも「せどり」に参入することができるようになりました。

 

「せどり」のツールとしては、「モノレート」というサイトが利用されているほか、有料の携帯ツールも販売されています。中には、本のバーコードを読み取って相場を表示してくれる機能を持ったものもあります[2]。

 

このようなツールを使って仕入れをすれば、相場より高い商品や売れない商品を仕入れてしまうリスクを減らすことができるわけです。

 

こうして仕入れた商品を「ヤフオク!」や「Amazon」に出品し、売れたら梱包して発送するという流れになります。

 

3. 「収入が労働時間に比例する仕事」は避ける

この「せどり」は、初心者でも利益を出しやすいビジネスではありますが、非正規雇用者が取り組む副業としてはおすすめできません。

 

その理由は、

 

「収入が頭打ちになるから」

 

です。

 

「せどり」は、新古書店で仕入れを行い、ネットで販売するビジネスでした。

 

このビジネスの本質は、

 

「利益が発生するのは、商品が売れたときではなく、商品を仕入れたとき」

 

であるということです。

 

つまり、利益を生み出すためには、商品を仕入れ続けなければなりません。

 

これでは、生涯、低賃金労働から解放されることは難しいでしょう。

 

 

 

また、あなたが「せどり」で月10万円を稼げるようになり、「さらにその収入を2倍に増やしたい」と考えたとします。

 

このような場合、単純にこれまでの2倍の商品を売る必要があるわけです。

 

すると、

 

  • 仕入れる商品の数も2倍。
  • 出品する作業も2倍。
  • 梱包や発送の手間も2倍。

 

といった具合に、各工程の作業がすべて2倍になってしまうのです。

 

人に与えられた時間は「1日24時間」です。

 

しかも、あなたは本業として非正規雇用の仕事をしています。

 

「せどり」からの収入を増やそうと頑張っても、どこかで必ず限界が訪れ、収入が頭打ちになってしまうのです。

 

このように、

 

「収入が労働時間に比例する仕事」

 

では、決してお金持ちにはなれません。

 

 

 

以前の記事で、

 

「金持ちと貧乏人の格差は、時給単価の違いに起因する」

 

と述べましたが、時給が固定されている商売で、時給単価を上げられるわけがないのです。

 

このことに気が付けば、

 

「副業として、もう一つアルバイトを増やそう」

 

とか、

 

「収入をアップさせるために、残業を頑張るぞ!」

 

などといった考えは、「論外」であることがお分かりいただけると思います。

 

4. 新古書店に依存するリスク

また、商品の仕入れについて、近所の新古書店に過度に依存しているのも気になる所です。

 

あなたが「せどり」に取り組むことにより、お店の中で価値のある商品は、あなたによって買い占められていくわけです。

 

すると、収入を上げるために仕入れを増やそうとしても、もはやお店には、転売できるような商品が残っていないかもしれません。

 

ほかにも、

 

  • 近所の新古書店が閉店する。
  • 近所の新古書店が「せどり禁止」になる。
  • 近所の新古書店が「Amazon」に合わせて販売価格を設定する。

 

といったことが起こると、あなたは途端に収入を失ってしまうのです。

 

まとめ

以上のように、「せどり」は初心者でも取り組みやすい反面、働き続ける必要があったり、収入を伸ばしにくかったり、不安定になりやすかったりするビジネスだということです。

 

特に、

 

「収入が労働時間に比例する仕事は避ける」

 

という考え方は、副業を選択する上で最重要になりますので、よく覚えておいてください。

 

あなたが、自分の時給単価を高め、自由で充実した人生を送れるようになるためには、

 

「自分が働かなくても収入が発生するような仕組みを作る」

 

ことが必要不可欠になってきます。

 

次回、いよいよ非正規雇用者に、おすすめのビジネスについて紹介していきます。

 

出典

1. 「せどり」(Wikipedia)(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9B%E3%81%A9%E3%82%8A

 

2. 「せどり・転売ツール アプリランキング」(Appliv)(http://app-liv.jp/shopping/sell/1496/


「好きなこと」ではなく、「儲かること」を仕事にする

ミュージシャン

はじめに

前回の記事では、「パートやフリーターといった非正規雇用者は、副業に取り組み、月20万を自分で稼ぐ力を身に付けることにより、彼らの抱える問題をすべて解決できる」ということについて述べました。

 

しかし、世の中には様々な副業が存在します。

 

その中から一体どのような副業を選べばよいのでしょうか?

 

副業に限らず、仕事を選択するときにはコツがあります。

 

そのポイントについて考えていきます。

 

金持ちと貧乏人の違いとは?

1. 貧乏になる仕事

昔、テレビで、ホームレスの特集をしたドキュメンタリー番組を見たことがあります。

 

彼らは何をして生活費を稼いでいるかというと、

 

「空き缶拾い」

 

です。

 

彼らは朝早く起きます。

 

「プータローの朝は早いんだ」

 

とか言って、そそくさと仕事に出かけます。

 

空き缶を集める場所にも良いポイントがあるらしく、一日がかりでゴミ袋4つ分(約4kg)の空き缶が集まりました。

 

それをアルミ回収業者に持っていって換金するのですが、彼らが丸一日、汗水流して働いた稼ぎはいくらになったのでしょうか。

 

なんと「320円」です。

 

何となく、彼らが貧乏である理由が分かった気がしました。

 

2. 金持ちになる仕事

一方、最近では収入も減少傾向にあるようですが、高収入である職業の一つに「弁護士」が挙げられます。

 

弁護士に法律相談をする場合、その相場は「30分で5,000円(時給1万円)」です[1]。

 

一日中空き缶を集めても「320円」にしかならない仕事と、1時間法律相談に乗るだけで「10,000円」になる仕事。

 

「同じ人間なのに、世の中にはどうして金持ちと貧乏人がいるのだろう」と、当時の私は真剣に考えたものです。

 

その答えは実にシンプルで、金持ちは儲かる仕事(時給単価の高い仕事)をしているから金持ちになり、貧乏人は儲からない仕事(時給単価の低い仕事)をしているから貧乏になるのです。

 

「好きなこと」ではなく、「儲かること」を仕事にする

であるならば、私達が副業や本業を選択する際の基準としては、

 

「儲かる仕事」

 

を優先しなければならないということです。

 

よく「好きなことを仕事にしよう」とか「趣味を仕事に」といったことが叫ばれますが、ほとんどの場合、それは無理だと考えてください。

 

参考までに、日本の職業別の人口を以下にまとめました[2]~[12]。

 


棋士      200人

歌手      350人
国会議員    720人
プロ野球選手  900人
弁護士     36,000人
医師      31万人
美容師     50万人
ニート     75万人
教員      130万人
自営業     710万人
専業主婦    790万人
非正規雇用者  2000万人
サラリーマン  3400万人


 

これを見ると、「国民の3,333人に1人」だけがその職に就くことを許されるという「神」が弁護士であり、あなたがテレビで見ている歌手は、その「神」よりもさらに100倍ぐらいなるのが難しいという、もはや意味不明の特別天然記念物級の人達なのです。

 

あなたが仮に「音楽が好き」「カラオケが好き」だったとしても、よほどの才能に恵まれない限り、「自分はまず『歌手』にはなれない」と思って間違いありません。

 

それよりも、「儲かる仕事」を探してください。

 

ただし、いくら「儲かる」といっても、自分がまったく興味のない仕事をするのは苦痛ですし、長続きしません。

 

ですので、「儲かる仕事」の中から、「自分が好きなこと」「得意なこと」を活かして取り組むのが正しい副業の仕方ということになります。

 

出典

1. (旧)日本弁護士連合会報酬等基準(http://www.miyaben.jp/consultation/pdf/expenses_kijun.pdf

 

2. 「平成28年労働力調査」(総務省統計局)(http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/201608.pdf)を加工して作成

 

3. 「文部科学統計要覧(平成27年版)」(文部科学省)(http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2015/03/19/1356063_01.xls

 

4. 「弁護士白書(2015年版)」(http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/statistics/data/white_paper/2015/1-1-1_danjo_nenrei_suii_2015.pdf

 

5. 「統計情報Q&A:専業主婦世帯、共働き世帯」(労働政策研究・研修機構)(http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/qa/a07.html#ref

 

6. 「棋士データベース」(日本将棋連盟)(http://www.shogi.or.jp/player/

 

7. 「平成26年 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」(厚生労働省)(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/14/dl/gaikyo.pdf

 

8. 「「ニート」数推移をグラフ化してみる(2016年)(最新)」(ガベージニュース)(http://www.garbagenews.net/archives/1881478.html

 

9. 「プロ野球選手の人数ってどのくらい?」(プロ野球 ファンサイト)(http://daigoman.xyz/?p=243

 

10. 「美容業概要」(厚生労働省)(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu-eisei/seikatsu-eisei03/06.html

 

11. 「議員定数」(ウィキペディア)(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B0%E5%93%A1%E5%AE%9A%E6%95%B0

 

12. 「デビュー歌手数推移」(日本レコード協会)(http://www.riaj.or.jp/data/others/debut.html


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